レコ評

ワルツを踊れ/くるり

昔からあるんだけど今さら。2曲目のブレーメンの静寂が素晴しい。なんかこう心に触れる音がうまいよなぁ。音響系に振れているときはケっと思ってあまり好きではなかったんだけど通常路線に戻ってからは好きかも。 ところで相変らず音には不満がないわけです…

Love Kraft / Super Furry Animals

数回聴いて放置していたのを発掘。ぱっと聴いた感じだとぼやっとしていてどうもエッジが足りず重い感じだったのが、聴くにつれ心地良くなってきた。メロも練られていて、リピートに耐える。なんとなくピンクフロイド?のあれを思い出すような1から始まって、…

radioheadライブ

radioheadのライブに行ってきた。radioheadは僕くらいの世代(or少し上)の人でお世話になった人は多いのではないかな。ちょっと尾崎豊を聴くようなむず痒い感じも。 かなり昔の曲をやっていて、どちらかというと昔の曲で盛り上がる、やや悲しい印象。最新アル…

Bravogue / 山中千尋

オスピートリビュートみたいなこともしているらしいので、それらしき演奏を期待して購入。 とてもうまいけど演奏に緊迫感が足りず……あとドラムもベースもやや節操なく盛り上がりで叩きすぎ。どんがらがっちゃん。 jazzといわず音楽は全部そうなのかもしれん…

bloc / jeremie ternoy trio

何度か書いているけど、jazzのピアノトリオはよく買いながらもあまり音楽的には期待してない。大抵退屈な定番曲を退屈に弾いていたりとか、オリジナルでも手クセがですぎたりとか(ベースの弦弾きとか誰が考えたのか? あれは誰がやっても下品に聴こえる)。で…

prezens / David Torn

レコ評2つ。 古い話だけどこれもミュージックマガジンでのおすすめ。歪んだギターサウンドがかけめぐるインプロビゼーションライクな一応ジャンルとしてはjazz。即興の香り漂うけど編集盤らしい。買った当時オーディオの調整が激しくてあまり聴けてなかった(…

Skin Dive / Michael Franks

前々からお気に入りの一枚。 skin diveはけだるいjazzサウンドが多いマイケルフランクスサウンドの中ではちょっと80年代テイストが強くて、らしくないアルバム。でも名曲が多いので僕の中で徐々に評価上昇。5曲目のwhen i give my love to you はスチールパ…

Rhyme & Blues / OZROSAURUS

で、何聴いているかというとOZROSAURUS(笑)。 musicMagazine誌でみてかなり前に購入したんだけどいいよコレ。最初はあまり聴かなかったけど、徐々にかかる率が上昇。ヨコハマベイブルースレコードぶつぶつ。なんかこう孤独な感じもよい。All My People と…

third / Soft machine

たしかに名盤扱いなだけあって良い。一応ジャンルプログレ。でもjazzの即興に近い。台本あり即興といったところか。だらだらだらだらって感じ。ただの即興演奏で名演を探すのは至難の技(失敗オナニーモノを聴くのは激しく苦痛)なので、こういうほうが良い。…

エリック サティ

特定のCDは指さないけども。サティの曲はいい曲多いなとつくづく思う。左手の伴奏の単調さが気持ちいいし、鼻歌レベルで展開するメロも美しい。疲れた時に聞き流しているうちに好きになった。風が流れるような旋律というか、色彩感覚あふれるというか。ふつ…

rufus wainwright / liveいってきました

レコ評ではないのだけど。rufus wainwrightのライブにいってきた。最初からアルバムそのままのクオリティで、しばらくの間なにが演奏で何が録音かよくわからなかったくらい(いやちゃんと演奏してた)、アルバムそのままでびびった。でも強いて言えばもうち…

The Awakening / the ahmad jamal trio

最近ごろごろあさっているのですがなかなか聴けず遅れレビュー。これはセール品購入。 テーマの旋律を執拗に弾くのが少々疲れるのと1テーマがやや消化不良気味におわって次のアレンジ待ちみたいな、ちょっとダレる時もあるけど、それが折り重なっていくので…

purple rain / prince

CDじゃなくて映画がケーブルでやっていたので見た。見るのは2回目なんだけど、前回いい加減に見ていたのか、意外とおもしろかった。ざっと言うとプリンスの自伝的な映画。80年代がダサいのかプリンスがダサいのかともかくファッションセンスとか最低なんだけ…

twelve's it / the ellis marsalis trio

マイナーな盤なんだけど、あてずっぽに買ったjazz CDの中での数少ない成功もの。ずーっと昔から聴いている。3曲目のHomecomingから4曲目のアドリブの流れは何度聴いても抜群のセンスだと思う。ひけらかしたりしないし(ココ僕にとっては重要)、パターンの展開…

the way i really play / oscar peterson

演奏センス良し、音良しで言うことなし。僕の好みも影響しているんだけど基本的にjazzは10枚買っても9枚はずれのなかで、oscar petersonは(ちょっとミーハーな感じの演奏ではあるけど)アドリブのセンスが良いし、無駄にひけらかしたりしないので好き。ピアノ…

English Settlement / XTC

傑作です(レコ評終わり)。CDもリマスター盤もってるくせに、ついついアナログも買ってしまった。聴いていくと、おや……なんだか曲順も違うしそもそも曲数少ねー! CDにする時に増やしたのケ? と思って調べると、イギリスのみ2枚組で、他では1枚にまとめられ…

tiger in the rain / michael franks

michael franks さんはジャンルで言うとAORというジャンルらしい。かなり昔からやってるベテランで、今も活動してるような、していないような、よく知らないんだけど、最近の盤もでている。いわゆる歌謡曲的な、まったり癒し系の曲が多い。 断片的にしか持っ…