Kindle Paperwhite レビュー

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Kindle Paperwhiteを予約購入したのでさくっとレビュー。
僕はけっこうE-InkというかKindleが好きで、実はこれで3台目のKindleになる(その割に読んではいないのだが)。僕にとっては初めてのタッチパッドモデル。どちらかというと物理キーはあったほうが良い派なんだけど、バックライトが欲しかったので購入した。比較対象は今も現行のKindle(無印。写真の背後に写っているもの)。

ハードウェア

まず無印Kindleに比べるとやや重くなった。でもまあ比較すればという程度であまり気にはならない。おそらくバックライトの為の電池容量増加が原因だと思われる。そしてボタンがなくなってしまった。ページ送り、戻りのボタンはあったほうが良いと思う。なんでもタッチパネルにする必要はないのでは。ホームボタンすらなくなったので電源ボタン以外ボタンがなくなったことになる。塗装はゴム風タッチの塗装。無印塗装のほうが好きかも。

ディスプレイ/操作性

E-Inkの性能があがったとAmazonには書いてあるんだけど解像度以外よくわからず。コントラストは……あがったの? という程度。ライトが完全に消せないので厳密な比較もできない。なので、コントラストの向上に期待して買うとがっかりする。
タッチパネルによる操作性は、E-Inkのリフレッシュレートの悪さを考慮するとがんばっているとは思う。ただタッチによって画面が汚れたりするので、それを取ろうとして画面を触るとページがめくれてしまうという現象が。その時に進んだのか戻っちゃったのかわかりにくい。まあ行き来すればわかるんだけどイライラする。無印Kindleの場合はハードウェアボタンなので画面に触れることが少なく、そういうことはない。
ただ、タッチパネルによる恩恵も。僕はすらすら読めるほど英語がわからないので、辞書を引き引き読んでいるんだけど、タッチパネルで辞書引きが断然楽になった。さらに最初にでる仮表示の情報量が増えたので、Full Definitionのほうにいかなくても済む頻度があがった。
Amazonストアでの検索のし易さなどトータルの操作性はあがっている。
でもまあ、今も昔もE-Inkである以上、ゆっくりとページをめくる本を読むデバイスという基本性格に変化はないので、無印Kindleと比べて、操作性面で買い替えるべきというほどのメリットはないようにも思う。

ライト

他人のレビューだと不評な感もあるライトだけど、とてもうまくやっていると思う。必要十分であり、光量調整幅も拾いので快適に使える。この為に買う価値はある。

自炊など

日本ではポピュラーな自炊。やらないので知らない。

まとめ

日本無視、読むコンテンツがある前提で、初Kindleなら買い。ページめくりボタンがあってタッチによるめくりをOFFにできたら100点だったんだけどまあいっか。おおむね満足。いずれにしろ、読書マシーンとしてはかなり成熟している。