A series of unfortunate events

英語の勉強の為に久々(おそらく数年振り)にフィクションを読む。10〜12歳むけの児童書。
児童書といっても僕の低いレベルの英語力では不明単語連発なのでしばし放置していた。その後なんとなくわからない単語を飛ばし気味で読んでもそれなりに読めるような気がしてきたのでそのまま読みきってみた。ちょっと毒舌っぽい話の振り方なんだけど基本的に100%消毒済みの話。ディズニーチャンネル的な。
主人公になる3姉弟のキャラがなんというか普通の良い子ちゃんなのと、善悪のキャラがはっきりしすぎているのと、なんだかんだと金崇拝なので深みにかける。おそらく規制が多い為だと思われるけど、この規制の中でいい話を書いてほしいところ。規制があったほうが傑作生まれやすいというし。やさしい英語でそこそこ読みきれる話を書いてくれてるのに贅沢いうなという感じもするけども。

この本かなり売れているらしく、映画にもなって、日本でも公開されていたらしい。でもあんまり話題になっていなかったような。てかこんな話でバカ売れしてしまうのだろーか? ううむ。英語圏児童作家市場はハリーポッターなどみると相当大きいようだけど、まだまだ発掘、発展の余地がありそう。

追記:と書いてみたけど、昔僕が読んでいた、図書館にあったズッコケなんちゃらみたいなもんだ、とおもえばいいのかね?まーそー思うとそんなもんか。小さいころ読んだ本で一番興奮した児童書といえば、やっぱ二分間の冒険だなぁ。あれおもしろかったような気がするなぁ。覚えてないけど。