惨敗したっ

もっていくもさっぱり鳴らず。うちのテーブル上で鳴らした時のような音で、しかも音量もさっぱりでず、惨敗(笑)。見かけによらずよく鳴るねえ、のはずが、見かけどおりの変な音(涙)。うちでいい音なだけに非常に無念でした。

家に帰った後個人反省会としてテーブル上で鳴らしてみる。イコライジング設定をfidelioマネベースから測定ベース(より高域寄り)のものに差し替えると、こっちのほうがかなり普通に鳴った。最後のあがきが、うち的には良くても仇に……

しかしスピーカ上(fidelio上)とテーブル上でかなり印象が違うのはなぜだろう?スピーカ上設置のほうが低域寄りの設定なんだけど、
スピーカが中低域を吸っていると考えたほうがいいのか、テーブルで高域が失われていると考えたほうがいいのか、謎。ともかく最適値が違う。

うーん。どうも、今までの普通のスピーカの設置経験から言っても吸音などでは考えられない程の変化なので、もう少し考えてみる。

このスピーカが環境変化に弱いというのはあるんだろう。今日まではユニットが振動するから云々と思ってたけど、そうじゃなくて、周りにあるもの次第で、高域のフラットな部分から6dB/octに移行する開始点が変化してしまうとか。テーブルのほうが高域寄りというのは、6dB/octの開始点の周波数が低いということなので、少しだけ箱入りの周波数特性寄りということになる(テーブルがわずかに箱の役割をして、回折を低減している?)。つまりテーブルのほうが無理しないイコライジングで良いということ。開始点はおおまかに言って半オクターブくらい違い、スピーカ上に追いつくまでの周波数ではダラダラフラットに近づいていく(ように調整すると良く聴こえる)。これに気付いていたらなあ……テーブル上では実際聴かないので、テーブル糞!で終了していた自分が甘かったです。

次回はこのセッティングでハードはそのまままた持っていこうと思う。より無理のないイコライジングなんで音量ももう少しだけだせると思われる。まあこれでも鳴らなければ、あの場所で鳴らすのは諦めます……

追記:しかしまあ、
スピーカ上 >> 家のテーブル >> 某会会場
という基本はかわらず。うーんっ。これられない壁。