Thiel CS1.6に乗り換え

スピーカーをThiel CS1.6に乗り換えた。理由は簡単で、stereophile上で位相がぴったり揃ってたからプラグインと相性いいだろうと。事前に聴いてもいない(測定指向すぎだろ)。
今日それが届いた。サイズとかはtamino X2にすごく良くにている。価格的には下だね、とか届けてくれた店の人と言いながら、さっそく鳴らしてみると、

僕:「うーん?」
店の人:「……最初はこんなもんですよ」

まあ正直ぼんやりとして微妙だったわけだ。店の人が帰った後も聴いていたんだけどぼんやりはしたまんま。かえって振動を吸収できないかな、とスパイクを取ってみてもやっぱりぼんやり。とりあえずこの時点での感想(tamino X2比)は、

  • ぼんやり
  • 低域たっぷりすぎでは?

という感じ。で、僕は測定中毒なので軽く測定してみた。thielはタイムコヒーレントが売りだからね。聴いた感じはともかくデータはすばらしいかもしれない。すると……全然ウーハーついていってない(涙)。つーか共振してるよ(涙涙)。※truePhaseONの時の現象なので正確にはリニアリティの問題

エージング前とは言え、これは直るのかよオイオイオイみたいな気持ちでtaminoを取り戻すには幾ら必要なのかしらなどと考えながら黙々と鳴らしていると、どこかの時点で急にうまくなるように聴こえだした。歌いだしたぞ。これってあれですか、一応エージングの効果ですかね? それとも情けのプラシーボかね。それにしちゃさっきと全然違うわけで、
なんかいいかんじね、と思いまた軽く測定してみた(測定中毒だな)。そうすると、さっきよりウーハーがついていってるし、共振はきれいさっぱり取れてた。うーむ。エージングの過程をデータでみてしまった。すごいな。まだエージングも初期段階なのでこれから楽しみ。