訪問して頂きました。

先日お伺いしたケンさんが来てくれました。CDはやや軽い印象のようで、レコードはいい感じになってるね、という感じの感想でした。
DAC直結と比較しましょう」ということで、プリを抜いて比較してみると、ポップスではよくわからなかった(軽いという印象程度)なのがクラッシックだとけっこうはっきりと音のコシの太さの違いとして表れた。DAC直結のほうが太い。DAC直結は、今までの経験から耳にツく音だったので避けていたんだけど、スピーカー台の効果があったのか、耳にツく感じが殆どなくなり、非常に良好な音を出していた。何度比較してもDACのほうが音がちゃんと座っている印象だったので、デジタルはプリ無しのほうがイイね、という結論に。
そのままだと悲しいので、反省としてそのあと測定を試みてみた。サイン波でも矩形波でも、周波数をあげてもさげても、オシロ上では入出力の差をほぼ識別できない。根本的に波形がおかしいということはない。つーか耳でしか判定できない差である。
なんていうか微妙な問題のようで、頭を捻った結果、

  • 最後の出力とGND間に入っていた抵抗(47k、カップリングCのなごり。音質には殆ど影響しないかな、と思い、億劫なので残してあった)を取る
  • 出力Cを取ったとき、47kを経由するためにユニバーサル基盤の裏面を出力が穴10コ分くらい這う形になっていたので、この基盤の銅箔の中途半端な接触が少しだけ電流もらしてるんじゃないかと考察。その経路を最短にした。

とした結果、この軽い感じはけっこう解消されたと思う。昼間比較していた曲で判定するに、むしろ直結より落ち着いた感じにかわった(と思う……)。でも夜なのであまり音量が出せず、明確には結論不可能。それはまた今度に。
しかし微妙なことで音もかわるもんだ……まあ差も微妙だけど。

※追記殆どの原因がたぶん47kの抵抗にあったんだと思う。たぶん。たぶん。たぶん。