フォノイコライザーアンプ制作

うちのプリアンプ(sphinx project twoというボロいもの)にはphono入力がないので、一応これまたボロいレコードプレーヤーがあったんだけど再生は別にしなくて良いかな、と放っておいた。
放っておきながらもたまーに聴きたくなって、オーディオ屋に行って値段を見ると一番下で8000円くらい。これまたなぜかうちのプレーヤについているカートリッジはDL-103、MC対応だともっと高い(30000〜くらい)。昇圧トランス使ってもいいんだけど、どうなのかなーとか思いつつ、そこまで聴かないのでまた放っておく。
で、そう思っているうちに自作の記事を発見したので、これを参考に、というか丸パクリで作ることにした。材料は徐々にかいあつめて、結局10000円より少し足がでるくらいまでいってしまった。うっ。なんだかんだとかかるんだよなあ。
この回路図はMM対応なので、MC対応とする為、二段目のR7を220Ωに変更し、インピーダンスを多少あわせるために、入力の47kΩを100Ωに。オペアンプはなんとなーく評判の良いOPA2604に。
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実際は上のような感じ。電源はスイッチング電源を使用し、気持ちでコンデンサを挿入してある。でも正直、電源というのはあまりスイッチングかトランスか、という方式でどうとか思ってなくて、単純に電源許容量と関係が深いんじゃないかなあと思う。今回の場合は使用電力も低いし。
さくっと組んだあと(っていっても穴あけたり色々あったけどそれは略)、鳴らしてみると普通に鳴った。うーむっ。
音質に関してはまだ不明。というかレコードプレーヤーとかがいいかげんなのでそもそも、というところはある。
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なんとなーく白LEDにしてみたり……
ちなみに、うちのレコードプレーヤーにはGND端子が付いていて、それを接続することによって一気にノイズが低減した。アンバランスのGNDと何が違うんだろう……