車用USB電源を流用して、ラダー向けステップダウンレギュレータを作る。

さすがに三日連続になってくるとヘリも飽きたので、もってきたはいいけど1フライトだけして公園の近くのカフェで一休み。さらにちょっとだけ飛ばしにいく。今日はphoenixの設定を変えて、BEC出力を6Vにしてみたので、そのテスト。うーん……よくわからんなぁ。もっと激しく振らなきゃだめかな?と思いながらテールサーボ(DS3500G)触ったらアツアツ。フォーラムなど見ていると6V駆動している猛者もいるらしい(しかも平気と言っている)が、僕的にはこりゃ駄目だなぁ。レギュレーターか5Vに下げるか、と思いながら帰る。
家に帰ってちょっと検索。ダイオードの電圧降下を利用(ALIGNがやっているらしい)するのが一番簡単っぽいけど定電圧とは言い難いので却下。あとはリニアレギュレータかスイッチングか、という感じ。どのくらい電流が必要なのかが、これまた多種多様な意見があるんだけど、castleのページに、リニアBEC(3A)に4コまでサーボ繋いでもいい、と書いてあるので、まあ1Aにはギリギリいかない、ということでいいみたい。ピークは超えてるかもしれんけど。
スイッチング電源を探してみるとけっこう色々ある。一番適切なのは
http://www.robotshop.ca/dimension-engineering-de-swadj-2.html
あたりか。でも届くまで待つの面倒だしすぐ部品入手できそうなリニアでもいっか〜と思い、低損失レギュレータを買いに近所のPCショップへ。ここはなぜか少しだけ抵抗などの電子工作グッズを売っている。

で、……探してみたけど低損失タイプはなかった。むなしい……しかしこのまま帰るのも偲びない……と思いおもむろに自動車用アクセサリコーナーへ。車用のUSB充電器を利用してみることにした。
車用USB充電器にもリニアレギュレータとスイッチングの2種類がある。基本的にはリニアのほうが安い。僕が探しているのはスイッチングタイプ。
車電源用リニアレギュレータはinput12Vで、絶望的に使えないけど、スイッチングタイプなら、12V入力と書いてあってもかなり低電圧入力まで受け付ける可能性があるから(なぜかというと、逆に幅が超狭いスイッチング電源のほうが稀だから)。
もちろん箱にはそんなこと書いていないので勘で探す。ここで良さげなのを発見!
DIY regulator 1
ロープロファイル(要するにでっぱらない)でなんと1Aも電流確保できるらしい。この大きさで1A出すのはリニアレギュレータではかなり厳しいのでこれは十中八九スイッチングだろう、あとちっこいし、1Aだせるなら使えるかも!と思って購入して帰った。
DIY regulator 2
早速分解。スイッチングだった。第一関門クリア。次に6V入力で動作するかチェック……動くじゃん。かなり正確に5Vでてる。OKOK。で、USBコネクタはぎとるのに多少てこづったけど、
DIY regulator 3
完成。基板にあるUSBコネクタの跡を見ると小ささがわかるかと思う。あとはテープでぐるぐる巻きにしてやった。ステータスLEDあったけど無視で。ケーブル込みで7g。裸で測り忘れたけど3〜4gなんじゃなかろうか。ちょっとホバ程度してグリグリやってみたけど、いい感じに動作してた。詳細はまた明日わかるかな。

追記:配線を接着剤でかためがてらチップのスペック調べてみた。
http://www.feeling-tech.com.tw/km-master/ezcatfiles/cust/img/img/24/fp6182v061-g1.pdf
これ。コンテニュアス2Aも供給できるみたいだ。ピークならもっといけるみたい。動作も4.75Vから。スペック的には余裕だな。いい石使ってるな〜。