奥多摩行ってきた

(今日は読み物風です)
P4052337
北にも南にも西にも東にも渋滞ばかりで、東京杉並在住のバイカーはつらい。
バイクで走って楽しい最寄りの道といえば多摩方面に進むしかなく、青梅街道を延々進んで、青梅街道から411号(これも青梅街道)にのると、山道になり、ようやくツーリング気分も高まってくる。同じ事を考えている人は非常に多く、青梅街道ではたくさんのライダーに出会うことができる。
絶景を楽しみながら温泉を目指すも良し、林道を楽しむも良しで、埼玉方面に抜ける道も合わせればバリエーションも豊か、青梅までの道のりさえ乗り切ればとてもおもしろい道がずらり揃っている。今回は素直に奥多摩方面に向かった。
特に目的地も無いので、ダム見たり、ぶらぶら進んでいくと、鍾乳洞があるらしい看板を見つけた。鍾乳洞というものがどんな感じだったか記憶にない程行ってないので興味がわき、寄っていくことにした。
時間がもう遅かったので、まだやってますか、と尋ねる。受け付けのおじさんに一人?と聞かれ、頷くと、「今日は終わりなんだけどまあいいや、30分、だから(16時)40分までに帰ってきて」と言われる。ラッキーだなと思いながら入口をみると、お化け屋敷のようで、少し後悔し始める。
入っていくと寒くて狭くて暗い。怖い。一人で来るところじゃなかった、しかしもう遅いのでずんずん突き進む。入口間も無いところでカップルとすれ違う。「すいません、これの奥は長いですか?」と聞くと、「いやー、そうでもないよ」「20分くらい?」と言われる。長い……。それにしてもカップル向きでもなさそうだし、一体どんな人がターゲットなのかわからない場所だ。
P4062352
終わりの時間を過ぎているので僕以外には誰もいない。鍾乳洞全体が地獄に例えられているらしく、「賽の河原」や「地獄谷」などそれらしき名前の看板があちこちに貼ってある。無意味に石が積まれてたりして悪趣味。勾配も厳しく、やや息を切らせながら一周して外にでた。「ありがとうねー」とおじさん。怖かった……。
その後少し林道に入るも、適当な気分で出たため、軽装だった。コケるとまずいので、少し進んで軽く林道を走った気分になったところで早々と引き返した。
今日ワインディングの楽しさを思い出せたので、いい季節になってきたし、次はもっとちゃんとした服装でこよう。