タモ化完了

塗装の結果化粧板みたくなってしまったので合板はなかったことにして、タモ無垢でやり直した。
重厚になって見かけはよくなった。(写真は撮る気力がないのでまた今度)
改造点は、

  • エンクロージャのタモ化(30mm厚。タモ硬い)
  • ユニットの位置をやや下に(振動及び共振対策)
  • ユニットと板との間にソルボセイン挟んだ

というかんじ。上部は何も変更なし。ソルボ挟んだのは当然振動対策。この手のものは振動発生位置に近いほど効くので、最も近い位置に置いた。ネジは目一杯しめてます。まあ外した時と比較とかしてないので効果のほどは不明。とりあえず手とかで叩いたりすると振動が伝わらないのがわかる。音ならすと振動してるけども。全体としては一つの質量としてユニットフレームを支えてほしいけど、ユニットフレームから出てしまった振動は内部損失の大きいもので捉えてほしいという願いがこめられています(笑)。

音はさらに余裕の鳴りに進化した(うちに来られた方向けの説明:2way→3wayにした時に近いくらいまた余裕さが増した)。空気の表現がうまくなったというかね。前でもそれなりに鳴っていたように記憶しているけど、振動の犠牲は大きかったというわけだ。あー。クラシックが苦手というのもほぼ克服。やぱこの解放低域増幅スピーカは振動対策がキモ。

実際万万歳な音がでているといっていいかなぁ。なんといっても出てくる音がキモチイイ。いやーほんときもちいい。
最初に裸ユニットだけつないだ時の音がどんどん構成が複雑になるにつれて普通の音になっていく印象があったんだけど、ここでついに最初の感動が帰ってきた。そう、この中音の快楽的音に惚れてこれ作りはじめたんだよね!