時間軸の特性について

計算上は、ユニットの群遅延をフィルタで(偶然)ほぼ完全に補正しているのですばらしいはず。
で、はかってみたんだけど、やっぱりすばらしい。truephaseの説明の時に示したような矩形波の波形を、100Hz以下から1kHz以上までずっと維持している(それ以上ではクロスオーバーあたりでおかしくなっていると想像できるけど、44.1kHzのサンプルではよくわからない)。スピーカーをとっかえひっかえしてた時、ここまで綺麗なスピーカは一個もなかった(これがそもそものスピーカ製作の動機でもあるわけだ)。truephaseとは無関係に矩形波をつっこんでみると、ある周波数では矩形波にみえて、ある周波数では見えない。つまりびみょーにぐるぐるまわっている。このスピーカは少なくとも1kHzくらいまでそういうことがない。
あーなんて完璧なんだろーか。

ちなみにツィータとウーハーの立ち上がりは少し合っていない。数サンプルずれていて、taminoくらいはずれている。ここにはあまり積極的でない僕はまあいっかという感じ。ちょっとだけ許せないので気持ち斜めにスピーカを傾むけてみたりした(笑)。

あと、2Ωを2.2Ωに換えてほんの少し高域を下げた。(調達の都合ではしょってたものを計算値にした)

そろそろ普通の音楽観賞モードに戻ってもいいかもしれない。きいてはいるんだけどやっぱ測定とか間にいれると疲れるからねぇ。すでに本末転倒もいいところだから。そういえばオスカーピーターソンのthe way i really playのCD版をやっと手に入れた。これが一番好き。
その時のメインスピーカーはどっちか? そりゃもちろん……