周波数特性を調べてみた

引越してから調べてなかったので、というのと、ケンさんとメールでやりとりしていたら周波数特性についての話がでたので測定してみた。
ちなみに測定マイクは、Studio ProjectsのB1という一般的な(安物)コンデンサマイク。ファンタム電源使うタイプのもの。
部屋は16畳、横置き。(16畳といってもカウンターキッチンなのでそれより狭いです)。リスニングポイント(2m程度)から、ステレオで出力したものを測定した。
まずフィルタ無しから。
nonfilter
前の部屋であった膨らみが解消されてる〜。今までの経験からいって、全体的に素直な特性といって良いでしょう。広いってすごい。
次にフィルタ有り。
nonfilter2
かわってるっちゃかわってる。まあ大体一緒です。聴いた感じでは一緒だからやってなかったけど、測定でも計算通りだということを確認できた。

とここで問題発生。
フィルタ有りの高周波ほうで、付帯音が発生していた。原因はオフセットずれ防止ダンパーまわりのようで、別のアルゴリズムを投入して解消した。
こういうのもマジメにスイープ聞かなきゃわからなかったわけで、やっぱり進歩っていうのは、自分だけじゃできなくて、感想や依頼のような協力があってこそ、起こるものだなあと実感した。