firewireケーブルで音などかわりません。

上の記事で微妙なことやっといてなんだけど、近頃webや紙媒体でころがっている記事を見ているとオカルト類増殖率のなんとも多いことか。一部マニアが熱狂しているだけならよいけど、これがかなりの勢力をもっているのでなんとかして頂きたい。まあなにやっても音などかわるのです、というのは素人がいうとき許されること。メーカーがこれを嘘の理論とともに堂々とやりすぎるのは狂気。小麦粉売ってガンに効くといったら詐欺に聞こえるかもしれないけど、オーオタ的視点でいえば、何を飲んだって体調に影響するのだ、ということになる。しかしこれは詐欺。sonyのオーオタのおっさんがfirewireで音変わるとかいってると、業界として健全な成長などありえないだろう。

話はそれてfirewireで音がかわる原因があるとすれば、ちゃんとシールドしていないケーブルを使用して、外乱ノイズを微かに取り込んだのがいい感じにディザとして作用した、とかそんなところだろう。これは音がかわっているけど、これをメーカーが変わった、と宣言するのが普通になれば世も末。オーディオ業界などとっくの昔に世も末状態なのかもしれないが。

他にも、壁コンセントカバー聞き比べとか、こんなこと書いてるプロはさっさと死んだほうが良い。せいぜい穴の空いた壁に色々な素材を取り付けることによる壁の共振モード変化を聴いているのだろう。そんな批評が何の足しになるのやら。

悪口言ってたら論点がずれたけど、メーカーには、音が良くなるとはっきり言うなら、それに対する説明義務があるということ。よくわからないけど音良くなるんだよねー、というならそのように書くべき。そこで嘘の理論を書くな。
それが無理なら、明らかな嘘書いたら処罰するくらいの法規制を敷いたほうが良い。(え、いまもあるって……?