生物学的にベジタリアンを考えてみる

最近なんかおつきあいが多いので徹底できていないのだけど基本的に僕はベジタリアンです。宗教の為でも健康の為でもないけどベジタリアンです。ただの趣味です。というのは前から何度か書いているんだけども。最近は生物学的にベジタリアンというのを考えている。どういうことかというと、遺伝的に近親の物を食べない主義。簡単に言うと共食いを嫌う傾向の過激派ということになる。
誰でも人間を食うのは嫌悪感あると思う。まあ一部の人を除いて。共食いを連想するのでサルもやっぱ抵抗あると思う。まあ99%以上の人に抵抗があるのはここまでで、あとは民族によってけっこうなんでも食べる。一番次に近いのは哺乳類系で牛馬とか犬猫とかだろうか。次に鳥類などきて魚類はけっこう遺伝的には遠い。乳製品とかはどうなのよ?という話だと、これは生き物じゃないのでOKということになる。
植物はどうだろう?植物はベジタリアン的には食べても良いことになっている。これはまあ植物食わないと死ぬのでたぶん良いことになっているのだと思う。
DNA的な観点からみても植物は非常に遠い。界が違う種ということになる。
キノコはというと、これも界が違う。なんか動物っぽいけどこれまた遺伝的にはOK。
かなり過激な方々は細菌を吸いこまないようにマスクしているらしい。これはどうなのか? 細菌類までいくと滅茶滅茶遺伝的に遠い(真核生物ですらないので植物より遠い)ので、遺伝的には全然OK。ウイルスなんかはそもそも生物として認められていないのでOK。
と、まとめていくと、このアンチ共食い理論は説得力のある理論ではないかなと思う。動物はダメで植物いいってのは差別じゃねーのかよ?という問いには、極力遺伝的に共食いしたくないのです、といえば、なんかずいぶん筋が通るような。偶然かなんなのか、かなり一致しているし。こういう考えでいくと、穏やかなほうから考えて、まず哺乳類だけやめてみて、次に鳥類もやめてみて、次に魚類もやめてみて、まあ好きなところで落ち着くというのも無宗教ベジタリアニズムとしてはいいのではないかなと思うんだけどなぁ。