好みの問題。(人の想像するホントの音について)

(写真は記事と関係ないうちの自作プリアンプです)
今日会社のみなさまが遊びにきてくれた。主に鍋などしていたんだけど、1分ほどオーディオも聴いてもらった(会社ではオーディオの事をいいまくっている)。僕の気に入っているサティをかけたら、「これはちょっと(本物とは)違うなぁ〜エコーかかりすぎ」てな感じでいわれた。ほうほう、と、次はベートーベン(ピアノソナタ)をかけたら、こっちは良い感じだった(ちなみにオーオタは僕だけです)。なるほど。
サティの方はスタジオ録音で、ベートーベンはライブ音源なのである。スタジオの方は超近接録音で、弦の上くらいにマイクを立ててるくらいかもしれない。ライブも近いけどそれよりは少し離れた感じ。
僕は昔にピアノをやっていた(今弾けませんヨ)ので、やっぱ超近接の時に聴こえるピアノ自身が震えている音が、ああ、ピアノっぽいなーと思う。ちょっと離れたポイントの録音だと遠いなーもっと迫力欲しいなーと思ってしまう。生演奏してるレストランなどで聴くとこっちっぽい音なんだけども。やっぱ自分で弾いたことのある楽器はその演奏者に聴こえる音のイメージが強いんだろーな。管楽器なんかやってる人は自分自身が共鳴体だから、演奏者の聴いている音を録るのは殆ど無理。何聴いてもイマイチなんじゃなかろーか、とか思った