高レベルの汚染水と低レベル汚染水、どちらが有害なのか

ベクレルを適当に計算してみた。
まず低レベル汚染水から。平均して基準の150倍(10000トンのほうの汚染がそのぐらい)ぐらいのものが11500トンあるとすると、基準値は過去の記事から40ベクレル/リットルとわかっているので、
40 x 150 x 11,500,000 = 69,000,000,000 ベクレル。69,000メガベクレル。
次に高レベル汚染水だけど、これはどれだけでているのかさっぱり具体値がない。なにかないかなあと探していたら、写真があった。
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110406k0000m040143000c.html
風呂の水を全力で溜めているぐらいの勢いではでているようだ。かなり、とても控えめに考えても1日あたり風呂10杯分はでているだろう。風呂は1杯約300リットルだから、300x10で3000リットル。3トン。汚染度合いも控えめに、この記事にある500万倍と750万倍のうち500万倍を採用しよう。そうすると、
40 x 5,000,000 x 3,000 = 600,000,000,000 ベクレル。600,000メガベクレルで、なんとまあ低レベル汚染水すべての量の10倍近くの量を毎日(!)垂れ流していることになる。

計算から考えると、高レベルのほうがずっとヤバいんですけど……

追記:止まったそうだ。この適当な算出より絶対多いと思われる総排出量を公表すべき。

追記の追記:1億3500万倍だったとか?
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-06/2011040601_01_1.html
これが本当なら、低レベル汚染水が誤差になるぐらい(100倍以上)の量を流していたことになる。

追記の追記の追記:1億3500万倍の記事は他の報道機関からでてない。ガセ?